12月2日(日)に開催されたドンドコ!巨大紙相撲〜にしすがも場所〜の「いきなり千秋楽」は、満員御礼。おそらく300人以上は来場していた。 紙相撲でここまで盛り上がれるとは、企画した自分でも驚き。地元、文京高校の勇壮な太鼓で開幕し、力士たちの土俵入り、ちゃんこ鍋のお披露目と言う具合で取組みが開始!どこの部屋も凄い熱気。。。 あとは、僕はず〜っと行司をやっていました。。。(差し違えない様にかなり必至!) このプログラムはNPO芸術家と子どもたち、アサヒビール株式会社の共同事業「アサヒ+ACTION!子どものいるまちかどシリーズ」として、毎年1回開いていて、今回が4回目のもの。かなり急に(8月末くらい)声をかけられて、本当に時間のない中で、どんな企画をやるかから考えた。 「芸術家と子どもたち」の宮浦さんが地域との繋がりを培って来ていたので、少しはイメージをおこしやすかったものの、9月中旬ぐらいまで、広報的にはギリギリのラインで巨大紙相撲をやる事に決めた。 巨大紙相撲自体は、2004年にKOSUGE1-16が東京都現代美術館でおこなったMOTolympicのプログラムの中から生まれて来たもので(学芸員のMさんが太った大きい人が好きだったからという説もあるが・・・)、そのご、2006年夏に北海道後志の「しりべしミュージアムロード」で学芸員の南部さんと抽出、実施。相撲の持っているシステムの地域性の要素を生かし、多様なジャンル、年代が参加しやすいプログラムとして煮詰められた。 その後、是非とも墨田で実現しようと現代美術製作所の曽我さんとさらに深く仕掛けについてディスカッションし、企画を立てるが助成金獲得に失敗。少しの間タンスに企画書を寝させておいたものを西巣鴨バージョンとして目覚めさせる事ができた。 ワークショップを企画することというのは、様々な思惑があっての事と思う。企画する上で絶対に外せない要素やターゲットというものがあるはずで、今回の場合は主催側と紙相撲で熟成させてきた要素が企画としてうまくブレンドした訳である。 僕の理想としては、そこからさらに作家性をも消す事が出来ると、プログラム自体が皆のものとなっていくのではと思っている。そもそもこれがアートから派生して来たものである事も、アーティストが考えてきたものというのも、ローカルでは関係のない事で、その点では今回、「誰がアーティストだったのか、どれがアートだったのか、全然分からず、ただ一つ一つつくられたものがアートで、参加者それぞれがアーティストだった。」なんていう素敵な言葉も聞こえて来た。 あとは写真でこの面白さや迫力、老若男女、表現と地域と子どもたちとNPOとスタッフが入り乱れての場所の様子がすこしでも伝わればと思う。とにかく、大成功の千秋楽でした。なんとも言葉にできず。。。 ご来場下さった皆様、お手伝いくださった皆様、参加して下さった皆様、愉快な時間をありがとうございました! 写真提供は松井くんと森口さん。ありがあとう! どんどこ!巨大紙相撲公式HP http://homepage.mac.com/kosuge1_16/toppage/dondoko.html
by kosuge1-16
| 2007-12-12 14:42
| どんどこ!巨大紙相撲
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